新版 胃・十二指腸の病気 (よくわかる最新医学)
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難しい言葉を使わず、挿絵も多くして初心者でもわかるように胃腸の病気について説明しています。
急性・慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどの説明はもちろん、
胃の症状からどこが悪いかをチェックできたり、胃薬についても詳しく書かれています。
また、内視鏡、レントゲン、ピロリ菌検査などの胃・十二指腸の検査方法も詳しく書かれています。
特に私が注目したのは、「胃・十二指腸のインフォームド・コンセント、セカンド・オピニオン、QOL」の項目。
この「インフォームド・コンセント、セカンド・オピニオン、QOL」というのは、
患者さんが最適の治療を受けることができるように、医師及び、
医療従事者が配慮することを示す医療のあり方のキーワードです。
患者がこの知識を持っていれば、より最適な治療が受けれると感じました。
例えば 病院選びや、医師への症状の伝え方など。
他にも、「子供の胃・十二指腸の病気」、「医療薬と市販薬の違い」など他の本では
なかなか載っていない情報も注目すべき点だと感じました。
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