ピロリ菌の除菌は投薬治療が一般的です。 方法は、抗生物質+胃酸抑制剤 を1週間飲み続けます。

通常は3種類(抗生物質2種類、胃酸抑制剤1種類)の薬を朝夕の2回服用します。 飲み忘れを防ぐために、ランサップ400というパッケージ化された薬が処方されるのが一般的です。

除菌成功の確率は？

ランサップを使用した際の除菌成功率は6～8割と言われています。

この除菌率の低さは使用している抗生物資に原因があります。 アモキシシリンとクラリスロマイシンという抗生物質を使うのですが、 これらの耐性菌…つまり薬が効かない菌が突然変異で産まれ、除菌に失敗するようです。

除菌の注意点

投薬による除菌治療中には、飲酒、禁煙が原則のようです。

理由は、飲酒や喫煙により胃酸分泌が多くなり、抗生物質の効き目が悪くなることがあるからです。 つまりピロリ菌除菌成功率が落ちるということです。