これだけは知っておきたい胃と腸の病気(別冊NHKきょうの健康)
おすすめ度
胃腸の病気は、こういう種類があり、こういう症状を伴い、
検査と治療はこういう方法があります、
という内容をかなり詳しく説明しています。
正直、そこまで知らなくても良いかな?という内容まで詳しく書いてあるので、
私は入門書としては不向きだと感じています。
しかし、自分の病名を知っており、それに対する知識を得たい人にとっては、
かなり有用な本だと思います。
全体で5つのパートに分かれており 各パートとも読み応えのある内容になっています。
各パートは以下の通り。
1.胃腸の仕組みと働き
2.こんな症状はありませんか
3.診断のための検査
4.胃と腸の病気と治療
5.再発を防ぐための生活法
私が役立ったのは4の項目。
ここには、私があまり知らなかったNUD(消化管運動異常症候群)について詳しく書かれていました。
NUDを簡単に言うと「原因不明で起こる胃腸障害」のことです。
他にも胃酸過多症、低酸症・無酸症などの慢性胃炎で起こる症状についても
詳しく書かれています。
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